日日雑記
emi



 センター終わって晴れてきて

どうしてこのいいお天気が当日に回ってこないかな〜。

ま、とにかく二日間のセンター試験が無事終了しました。今日は自己採点の結果を某予備校に提出し、予想判定を出してもらう手続きをするそうです。なんだか選挙の出口予想みたいですね(苦笑)。



寝ても寝ても眠いのは、やっぱ疲れているからでしょーか。
なにをしてるワケでもないのに。
自分ひとりが楽しいことをするのに罪悪感があるのです、今の時期。何か悪いことが起きると、自分が不謹慎だからじゃないか――とか。
割り切っちゃえばいいじゃんって思うんだけどね。


だってさー、座布団の対角線でも余るような小さい赤ん坊だったのが、微分積分解くようになっちゃったんだよ。なんか信じらんない。
本人は忘れちゃってるけど、親はそれをいつまでも昨日のことのように覚えているのよ。


世のお母さんはみんな、子どもの些細なことで一喜一憂しているのです。
あんまりうるさがんないであげてね。






買い物ついでに「カレーなる山崎華麗パン」をゲットしてきました。
特番でピン子さんが真っ赤な唇でかぶりついてたヤツ。特別調合のスパイス使用とゆーことですが、違いがよく分かりません。でもせっかくなので、録画しておいた第二回を観ながらいただきました。


いっときささやかな幸せをかみしめながら、抗えない破滅の道を走り出してしまう――止める手段はわずかにあっても、時代のうねりがそれを許さない。
必ずしも努力した通りの対価が得られるものではなく、誰が見てもたちの悪い人間が最後においしいところを持っていく。
悔しさと理不尽さに歯噛みする思いをぶつけるあてもない。

そんなことは世の中のどこにでも転がっています。

それでも、逃げない。
どうせ堕ちるなら、もろともに引きずり込んでやる。
そこまで覚悟できないヤツは、いっそ何もせず指をくわえたまま死んでいけ。

そんな最後通牒を突きつけられるのが怖いから、凡人は言い訳で自己を正当化しようとするの――本当の負け組とは、本人にとっていちばん低いボーダーに妥協してしまうことなのです。

だからあたしは物語の主人公が、等身大の、ありのままの、世界にただひとりの自分でいいと、こぢんまりまとまってしまうのが大嫌い。
野心と情念の炎を燃やし、周り中を不幸にしても目的のために持てる武器をとことん使って這い上がり、既存の価値観を破壊し尽くして、ついでに自分も破滅するような激しい物語がいいのです。


今回の「華麗なる一族」が、人の醜さ情けなさ潔さをどこまでみせてくれるか、ちょっと期待しています。






2007年01月22日(月)
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