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■ ネット・オークションで6000円!?
オフセ小説本の版下原稿を、通常ワードで作成しています。
以前はコピー紙にプリントアウトして、一枚ずつ市販の同人誌用マンガ原稿用紙にのり付けしていました。これってとても面倒な作業なのです。
相方に相談したら、ワードのレイアウト設定を上手く調節し、原稿用紙に直接プリントしてみたらと言われ、試行錯誤で作ったのが前回の本「月の砂漠を」でした。
確かにのり付けの手間がいらないととても楽。 でも、今度はレイアウト設定が面倒に〜!(ワガママ;)
同人誌は出来上がりをA5サイズにする場合、版下原稿はB5サイズで作成します(出来上がりB5なら原稿はA4で作成)。印刷時に縮小される方が実寸よりキレイと、一般的に言われているためです。これはマンガ本も小説本も、基本的に同じです。
市販のマンガ原稿用紙は、予めトンボやアタリが青色で印刷されているので、マンガを描くならそのガイダンスに従えばOKです。 しかし小説の原稿(直接印字)に使おうとすると、ガイダンスに収まるよう余白やフォントや行間・字間、段組、フッター・ヘッダーなど、いろんな設定が必要になります。
レイアウトはいつも同じで良し!と、一度フォーマットを決定してしまえば楽ですが、文章のボリュームその他で設定変更する場合も多々あるのですね。ページ調整のため行間だけいじるとか、飾り罫の処理をどうしようとか。 そのたんび電卓と定規をふりまわし、出来るだけ見栄えのいいように無い知恵絞らなくてはなりません。
逆に手作業なら微妙な感覚で処理できますが、なにしろ相手は融通の利かない機械。しかも滅多に本なんか出さないから、調整のやり方自体をすっかり忘れていたり……(T-T)
で、こういう設定方法をレイアウトの見本と一緒に教えてくれるサイトないかなあと、他力本願な検索に明け暮れるのでした。そんな時間あんなら、自力でやれよとあたしも思います。でも面倒くさいの〜(>_<) 結局、未だ見つかりません。
その代わりと言っちゃなんですが、某ネット・オークションで『小説同人誌制作マニュアル』(キルタイムコミュニケーション)に6000円という値段が付いてるのを発見しました。 現在絶版で再版の予定もないらしく、元値の6倍近い高値になっている模様です。
……あたし、この本持ってるの(^_^;) ええ、数年前にそこいらの本屋で買いました。いずれ、なにかの役に立つかなーと思いまして。 実際レイアウトは自分の好みを模索してゆくしかないんですが、この本のおかげで初歩的な校正ルールや綴じのイロハを改めて学ぶことができました。
ただもう一歩踏み込んで「ワード専用小説同人誌制作設定集(レイアウト見本付き)」とか出ると、もンのすごく嬉しいんですが。 工○舎さんあたり、いかがでしょうか?
2006年09月01日(金)
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