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■ 下北サンデーズ!
あー、ウエトアヤちゃんってこういう演技もできるヒトなんですねー。つか、脚本の勝利かもしれませんが。 番組紹介読んだだけで「キそう」って分かるものを敢えて観るのもなんざんすが、「あなた劇団の子でしょ、見るからにそんな感じ」と初対面の洋服屋店員にいきなり断言された過去のある人間としては、劇団員のなんたるかくらい知っておきたいなーと思いまして(ちなみにあたしは学芸会以外で芝居したことありません)。
下北沢は小田急線と井の頭線のぶつかったところにあり、森茉莉さんが長らくお住まいだったことでも有名です。都下屈指の小劇団保有地帯で、それらにまつわるもろもろが、ひっそりうっそりもっさり生息していましたが、いつ頃からかオシャレな若者の街に変身(死語)してしまいました。まあなんと言っても本多劇場やスズナリあるし、アングラチックな面白さっていったら、やっぱ小劇団っしょ!
まず座布団でしょー、あってなきが如し席順でしょー、目と鼻の先の役者っしょー。一度なんか出演してるオカマの役者と隣同士になっちゃって(効果担当とダブっていたらしい)、異常にテンション上がったですよ。
ストーリーはコチラでみていただくとして――いちばんビックリしたのはねー、あくたがわ翼(佐々木蔵之介)が持っていたメモ帳とまったく同じのを、その日に偶然買ったのよ、あたし。 瀧口修造が欧州旅行の際「旅の手帖」と称して持ち歩いてたのが欲しくって探してたら、駅近くの文房具屋で売ってたの。フランス製でRHODIAってブランドのヤツ。5ミリ方眼ビッチリでミシン目も入ってるから、きれいに切り取ることもできます。で、それを翼センセが持ってたんで「う〜ん、これも運命の出会い?」などと迷惑千万(^^ゞ
馴染みの街が舞台だと、親しみがあるのもいいですよね。いろいろ分かりやすいし。 ああそうそう、自由が丘にある吉田良主催の「ピグマリオン」っていうドールスペースで、人形制作教室開かれてるんですよね。近いうちここも見学に行きたいなあ。ツェツェの新作も見たいし。
あそこは雑貨好きプチブル以外の魂をも震わすツボ、満載ッス。
2006年07月15日(土)
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