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■ 年の瀬渋谷を和谷クンとデート♪
11時、井の頭線改札前で待ち合わせ。和谷クンは10分遅刻です。 「ぅ遅い!」 「悪り悪り、昼メシおごるから。どこ行く?」 「つばめグリルでハンブルグステーキ!」 「最近そればっかじゃん」 「いいの、美味しいんだもん」 開店したばっかりなので、ちゃんと禁煙席に座れました。 つばめハンブルグステーキはアルミホイルに包まれて焼かれます。丸ごとジャガイモが豪快で、ドイツ料理の雰囲気満点。ソーセージとハムの盛り合わせには、ちゃんとザウアークラウトも添えられてんの。 「これって絶対ビールだよなー」 「昼間っから飲まないでよ。食事の後あちこち行くんだからさ」 「あちこちってどこ?」 「だからあちこち!」
そんなこんなでお昼を終え、向かったのは東急本店。途中でフラフラ道玄坂の碁会所に行こうとする和谷クンの首根っこを押えます。 「なに買うんだよ、こんなとこで」 「コート買ったげよう、今日寒いし」 「いらねーよ、それよか碁会所……」 「じゃあ7Fで碁盤でも見よっか。碁石も欲しいし」 「碁関連は銀座じゃねーの?」 「人が話し合わせてんだから黙ってついていらっしゃい」 玩具売場でウルトラマンとムシキングとトーマスのオモチャでしばらく遊びました。知恵の輪、和谷クンは一発で解きます。さすが集中力ありますね。
続いて書店。初めてブックファーストというお店に入りました。 「えーと書名しか覚えてないや、検索検索」 「も、の、の、は、ず、み……堀江敏幸だって。日本文学男性、あっちあっち」 「あ、平積みだ。人気あんのこれ?」 「らしいよ。あとはジョナサン・キャロルだな」 「死者の書ォ? 月の骨だの……これホラー?」 「ダーク・ファンタジーだって」 「もうちょっと潤いのあるヤツ……リリー・フランキーとかは?」 「あたしその人知んない。男なの女なの?」 「そーいやどっちだろ」 「薦める前に調べとけよ#あとはカポーティの評伝……一冊6000円は高いのよぅ」 「明日にゃラルクが届くクセに…しかもはるかに高い値段で」 「そこらへんの基準が自分でもイマイチ曖昧なんだわねー、ああこら今日はマンガは買わねーよ」 「画集は興味ねェよオレ。アイドル写真集ならいーけど」 「そっちはあたしが興味ねェよ。なんかのど渇いてきたなァ」 「……西村でストロベリーティーですか」 「ふっふっふ、察しがいいじゃん。ご褒美にバナナチョコパフェごちそうしたげよう」 「あとプレーンパンケーキも」 「それって食べ過ぎじゃないの?」 「育ち盛りですから♪」
「あー食った食った」 「日も暮れてきました」 「じゃあそろそろお開きとゆーことで、よいお年を」 「来年もよろしく」 スクランブル交差点でバイバイしてきました。 しかしこれってデートと言えるのか?
……以上、バッグに和谷クンストラップをブラ下げながら、楽しい妄想お買い物。
2005年12月29日(木)
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