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■ BSのポワロさん♪
火曜日から新作4本が連夜放送されてます。 TVシリーズはほぼ全作観ており、遺産相続に関する内容が多いなあといつも思います。日本だと横溝正史の作品によく見られるパターンでしょうか。
主な要素はだいたい以下のとおり。 1.地方の村の旧家・名家が舞台 2.当主の遺言状と莫大な遺産相続をめぐり一族のドロドロ真っ最中 3.当主or一族にはうっかり他人に話せないような過去がある 4.病気がちな当主には配偶者の他に複数の愛人有り 5.当主には妙な嗜好や癖がある 6.家族以外にドクターや弁護士が頻繁に出入りする 7.余所から突然訪れる正当な相続人(多くは腹違いの子ども) 8.一族から異端視されてる人物(多くは7に肩入れする) 9.不審な死亡事件発生 10.名探偵登場
事件の背景には利害関係や怨恨など比較的分かりやすい動機があり、決して「太陽が黄色かったから」なんて不条理は成立しません(あったら面白いけどなー)。
「7.余所から突然訪れる正当な相続人」は横溝さんだと都会からだけど、ポワロさんでは外国から来ることが多いです。ヨーロッパ以外に、アメリカ・オーストラリア・ニュージーランド等々。当時のイギリス外交が偲ばれますね。
堅苦しく考えがちな遺言状ですが意外と簡単に作成できるそうで(普通の便箋にボールペンで遺言内容と日付を書き、本人と立会人の署名・捺印があればいいらしい)、日本でも最近ブームのようです。 ま、ウチなんか親の死後子どもたちが揉めるような財産ないんで、余所の世界のお話ですねー(^_^;)
2005年08月25日(木)
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