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■ BS鋼夜話
「”ハガレン”ってなってくれてよかったです。”ハガネノレンキンジュツシ”言うんはちょっとたいへんなんで」 ゲスト有野さんのナイスなコメントで始まった昨夜のマンガ夜話、まあ最初から最後まで一貫してベタ誉めと言っていい状態でした。
まず新人離れした画力、手練れたストーリー構成に関してあのレギュラー陣が絶賛。特に「描きたいテーマを明確にもち、尚且つそれを表現する画力が備わっている。ここしばらくこういう新人はいなかった」といういしかわさんの意見が印象的でした。最近のマンガって絵は抜群にうまいけど内容が……と感じてたのは、あながち的外れでもなかったんだなあ。 魅力的なキャラに対して機械鎧や背景の描き込みが不十分だけれど、毎回40Pのボリュームで読みたい作品であり、作者がじっく作り込める月刊連載ペースが最適、ということでした。
「ファンタジーとSFが絶妙に融合したジュブナイルの秀作」と言ったのは岡田さん。鋼の商業的成功は、ゲーム会社が出版してるガンガン読者のニーズと鋼の物語のもつゲーム的テイストが一致してる点が大きいとも。出版社系雑誌ではない、ガンガンという土壌の特異性が生んだ作品と言えるそうです。 秀逸なのは「等価交換」という概念を引っぱりだしたこと。また、衒学的になり過ぎないよう、物語に必要な具体的要素の取捨選択のセンスに優れていると、感動してましたよ、オタキング(笑)。
さて演出の面は夏目の目によりますと「優れたB級映画テイスト満載、オレこういうノリやハッタリが大好き!」とやっぱりベタ誉めなのでした(^_^;)。 あたしはアニメから入ったクチなんですが、あの汽車の屋根の上というシチュエーションは「おお、お約束万歳!」と思いましたもんねー(^.^)。最初に見栄を切るシーンのケレンの利かせ方はほとんど歌舞伎、セリフもコテコテで最高だ〜という夏目さんの解説に、思わず拍手しちゃいましたv また、鋼は少年マンガであるにも関わらず女性キャラの割合が非常に高く、みな手に職をもつところがユニークと言ってました。
一方で、シリアスとギャグ切り替えのテンポの良さが重いテーマの圧迫感を救っている反面、それが逆に「肉体的痛み」を削いでしまっているのが惜しいとも。 アニメが「傷の残らない痛みを残したい」と敢えて掲げたのは、この点にあるのかもしれないですね。 ただあれもこれもと表現を欲張ると焦点がボケる危険もあるので、ある種物語のセキュリティホールは必要だと、生意気ですがあたしは思います。
荒川さんは自分の作品ととてもいい距離をもち且つクールな視点で見つめていて、自作自演のパロディを本編にインサートしてしまうほど、マンガを「描く」ことが大好きな人なんでしょうという結論でした。
マシンガントークを期待したゲストの朴さんがほとんどマンガを読まない方だそうで、発言が少なかったのが少々残念。視聴率呼び込みの座りゲストじゃ勿体無いと思うんですがー。 今度はアニメ夜話で是非!(爆)
2005年03月04日(金)
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