日日雑記
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 Les aventures de TINTIN

ずーっと品切れ状態だった「タンタンの冒険 その夢と現実」(マイクル・ファー著/小野耕世・訳)をとうとう手に入れました!Amazonさんではダメだったので、TINTIN JAPANで直接注文。2年近く待ったので喜びもひとしおです。

日本語版TINTINと同様A4よりちょっと大きめのハードカバーでオールカラー、結構な重さもありタンタンノロジスト(タンタン学者)魂を揺さぶるに充分です(^.^)。
1930年に本になった「タンタンのソビエト旅行」から、作者エルジェの死後1986年に未完のまま刊行された「タンタンとアルファ・アート」までの全24冊について、制作のいきさつや参考資料、時代背景などを詳細に取り上げ創作の秘密に迫る一冊です。

タンタンを知ったのは1985年大貫妙子のアルバム「copine」に収録された「Les aventures de TINTIN」でした。その後書店で日本語版を見て、粋でオシャレなタンタンが繰り広げるワクワクの冒険物語にすっかり夢中になってしまいました。
原書がフランス語だったのでてっきりフランスの作品と思っていたら、ベルギーの子供向け新聞に連載されていたときき、更に驚いたものです。

エルジェという人は絵的に苦手なものが何もないらしく、あらゆる森羅万象を隅々まで丁寧に愛を込めて描き込んでいます。スタジオ・エルジェのアシスタントたちのサポートを得てからは緻密さが増し、たくさんの習作はブリュッセルのエルジェ資料館に大切に保存されているそうです。

初めてパリに行ったとき免税店やブランド店の紹介ばかりで、ツアーコンダクターに「タンタングッズを扱ってる店はないか」と尋ねても本以外目ぼしいものはありませんでした。今や日本で充分品揃えが整った上ネット通販までできるようになり、隔世の感があります。

もしたったひとりボーイフレンドにしてあげると言われたら、迷わずタンタンを選びます。一緒に世界中のいえ、宇宙までもの冒険旅行に出かけられたら、たとえ片道切符でもこの上なく幸せだろうと思うのです。

2004年07月08日(木)
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