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■ 戯言の幻惑がほぼ一日を塗りつぶすほどの虚脱。
車中の読書、思わず吹き出しそうになる。 たとえば、こんなん。
「あーあ。折角メイド服とか用意してきたのに無駄になっちゃったか。残念残念」 「は?」 「それじゃばいばい。また会う日まで」 「ちょっと待ってください」 「何?」 「今何て言いました」 「何も言ってないよ」 「言ったでしょう、もう一度言ってください」 「折角メイド服とか用意してきたのに」 「……どうぞ、中にお入りください」 「…………」
あるいは、こんなん。
「うーんそうだね。じゃあ悩める青少年にお姉さんがいいことを教えてあげるよ。《困りごと》に《備える》《心》と書いてー」 「書いて?」 「困憊」 「うるせえ!」 「きみの瞳に困憊☆」 「☆って言うな!」
更には、こんなん。
「だってさ。わたしはきみのそばにいたらなんだか面白そうだと思ってわざわざ京都くんだりまでやってきたのにきみってば全然日常生活送ってるんだもん。家庭教師で働いたり浅野さんに恋焦がれてたり一姫ちゃんと乳繰り合ってたりで全然つまんない。だからトラブルの元を引っ張り込んでみたんだ」 「なるほどあんたのハイブロウな事情はよくわかったからその口を閉じて黙れ」 そしてそのまま窒息しろ。
降りた駅のホームには何故か未使用の(使用済みだったらそれはそれで怖いが)コ●ドームが一個、所在無げに落ちていた。今これを拾ったらまわりはどんな反応するだろうと思う間もなく、前を行く学習院系小学生男児(おそらく1年生)が拾う。しげしげと眺める。ポッケに入れた。 …果たしてどこで発覚するか、いやたとえどこで発覚してもそのブツが引き起こす波紋は大きかろう。少年よ、キミがそれを必要とする現実はあとどれくらいでやってくるんだろうね。 しかしあたしは今日、あまりに疲れ果ててしまってとてもじゃないけど頭が回らないんだわよ。おまけに保釈記念なのか、どこ行ってもマイケル・ジャクソンがんがんかかってるしー。
だからもう何にもしない。 何にも考えない。 いーちゃんと一緒に悪夢にうなされて眠ろう。
2003年11月21日(金)
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