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■ あんたバカね
創作の鏡ってのはね、美と真実を抽出して結晶化したものをうつし出すのよ。はっきり言って、つくりものですよ。鏡で自分の顔を見てブタだと思うような人間は、少女マンガを読む資格なんかないのよ!
…上記は、大大大好きな大原まり子ちゃんの小説「処女少女マンガ家の念力」の中の一節です。初版はカドカワ・ノベルスでしたが、現在はハヤカワ文庫で再販されてたかな。彼女が25歳のときの作品です(続編も2冊あってこれは絶版のまま)。 ときどき引っ張り出して読む本は何冊かありますが、これは会社の引き出しに入れてたこともあり、再読は数百回(!)にのぼると思われます。
そこそこ売れるものの代表作はない少女マンガ家ミャコ(処女)とその妹で女子大生のチョコ、その恋人志郎、ビン底眼鏡に美貌を隠す編集者の山田、その姉でまわりの景色がかすむほどの美女波子。他にも超能力で生活費を稼ぐ女、避妊猫などが下高井戸の2DKでゴハンを食べたり、ベッドで戯れたり、マンガ描いたりしながら繰り広げるフシギのかずかず。 10年に一度の傑作だと思います。読んでみてね。
2003年06月19日(木)
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