日日雑記
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 アメリカの夜

フランソワ・トリュフォー監督、1973年の作品「アメリカの夜」。
いいですのよ、これ。ヌーベル・バーグの旗手トリュフォー様はご本人もとってもステキなんです。映画「未知との遭遇」でフランス人科学者を演じていた――と言えば覚えてらっしゃる方も多いのでは。この出演の直後、急逝してしまいました。

「アメリカの夜」は、映画撮影現場で繰り広げられるスタッフ達のいろいろという劇中劇っぽい内容です。ストーリーの面白さはもとより、テーマ曲が素晴らしいのです!
最初に聴いたときはバッハかヘンデルの作品かと思ったのですが、音楽担当のジョルジュ・ドリュー作曲でした。トランペットの奏でるメロディーが格調高く、人間臭いドラマと相まってとても効果的です。

印象的な映画音楽、どなたでも懐かしい思い出とともにたくさんおありだと思います。「ラスト・タンゴ・イン・パリ」「酒とバラの日々」「ベニスに死す」…残酷な物語に添わされた芳しい音の数々。美しく崩壊してゆく日常という名の幻影を、あたしたちはいくつ見届けることができるのでしょうか。

2003年05月18日(日)
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