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■ 今日は前橋汀子さま♪
NHKのスタジオパークにゲスト出演です! その奏法や表現、外見から「魂のバイオリニスト」と呼ばれていますが、けっこうミーハーなところもおありで楽しい方です。以前桂三枝のトーク番組でさんざ彼をコケさせるような発言を聞いて以来ファンになりました(動機がちょっとヘンかしら)。
デビューしてかなり経ってから初めて録音したレコードは、ジャケット撮影に篠山紀信を起用し、その美しさもあってクラシックとしては異例の売上を記録しました。この世界のヴィジュアル系の先駆けかもね。 元々日本の女流バイオリニストは諏訪根白子のその昔から美人が多いと言われています。ちょっとCDショップをのぞいてみても、それを裏付けるような美女がズラリ。つか、若手クラシック奏者は押並べて美形が増えたような気もします。前回のショパンコンクール覇者、ユンディ・リもキムタク似で割とイケ顔。それを充分意識した戦略で売り出し中です。 ジャケットの凝り様といえば、バイオリニストの諏訪内晶子もかなりのものです。毎回コンセプトに趣向を凝らし、抜群の容姿を遺憾なく発揮。もちろんテクニックも、それを補って余りあるインテリジェンスの高さもちゃんと考慮してるとこがニクイですねー。
この頃保守的なクラシック界がこうした変化を余儀なくされているのは、単に若者の台頭というだけではありません。昨今の不況の嵐は観客のみならずスポンサーの財布の紐をも固くしてしまい、オーケストラは生き残りのため合併せざるを得ず、ホールの費用の値上げはチケットにはね返り、公共機関からの援助も打ち切り。 お高くとまっていては(実際クラシックはちいともお高くとまってはおらんのですが、一般的にそーゆーイメージになってしまっている)客足が遠退く一方ってんで、とにかく客寄せのため試行錯誤してるようです。 ポップスやロックを多く取り上げたり、ファミリー向けのライトなコンサートを企画したり。CDがどんどんアイドル路線になっていくのも、出来るだけ若年層を取り込む作戦のようです。
この状況を憂えるマニアも多いですが、結局はそういう頑なな態度(あるいはくだらない優越感)がクラシックの土壌を狭めてしまったとも言えます。キワモノと蔑まれようが、客寄せパンダと罵られようが、孤軍奮闘でクラシック普及に情熱を傾ける人を誰が非難できましょうや。 とゆーワケで、あたしは高嶋ちさちゃんがハスキー声でバラエティに出るたび「ガンバレ!」とエールを送っているのでした(笑)。
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さて汀子さまの演奏を聴き終ったところです。 亜麻色の髪の乙女、愛の悲しみ、メロディー、スプリング・ソナタのさわり、以上でした。ピアノ伴奏はCDでもお馴染み東誠三氏。時間が短いのがちょっと残念。もっとインタビューしてほしかったですう。
グァルネリは室内の音響もあるのか、かなりまったりした音色でした。ああそれにしてもさすがにお歳を召されました。ドレス選びのセンスは相変わらずむむむ…なのですが(笑)。特徴的なおデコはずっと出し続けるのですね。舞台に立つ方は前髪おろしてはいけません。
今年のテーマは「原点に帰る」で、ベートーベン、モーツァルト、ブラームス等のソナタが中心の活動だそうです。 今日演奏されたスプリング・ソナタはベートーベンの5番ですが、汀子さんは以前エッシェンバッハ氏と共演してCDを出してます。彼女がスイスを拠点にしていた時期、チューリヒのトーン・ハレ・オーケストラの常任指揮者だったエッシェンバッハ氏との活動はかなり多岐にわたりました。同CDは9番「クロイツェル」とカップリングで、どちらもたいへん人気の高いソナタ。特にクロイツェルは個人的に思い入れがあります。というのも三原順の名作「はみだしっ子」シリーズの番外編で、眠れない3人のためにグレアムが教会のオルガンで弾いたのがクロイツェルの2楽章(ピアノパート)なのでした。ちょっとマニアックなお話。
2003年05月02日(金)
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