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■ エス的なあれこれ
「吉屋信子も女人平家以降評価が変わったわね」 とは母の弁。 吉屋作品は国書刊行会から復刻版がいくつか出てますが、ほとんどが少女小説です。母や叔母は「少女の友」あたりをモロにかぶる世代なので、女学校時代いろいろ楽しかったようです。
時々「女子高ってホントに宝塚みたいなんですか?」ときかれます。 まあ程度の差はあれ、擬似恋愛みたいのは女子高に限らずどこでも自然発生するものですが、まわりが女の子ばっかしという点では特異かもしれません。事実管理人にすら下駄箱に手紙というシーンがいくつかありました。多くは身の上相談(無謀だよな)ですが、中には匿名のプレゼントもあってちょっと引きました(笑)。
吉屋信子、川端康成などは当時エス小説で少女から絶賛を浴びましたが、最近はそういうジャンルってあるのかなあと思いつつ、松浦理英子や森奈津子、嶽本野ばらなんかがいますか。時代が違うから少々ドメスティックなのはしょうがないですね。でもBL全盛の昨今、エスものが少ないのはやはり少女にとってリアルすぎるからでしょうか。
マンガだと古くは大和和紀がそれっぽいの描いてました。あとは一条ゆかり「摩耶の葬列」、池田理代子「おにいさまへ…」、大島弓子「さようなら女達」、高野文子「春ノ波止場デ生マレタ鳥ハ」、吉田秋生「櫻の園」、篠有紀子「アルトの声の少女」…思い出す限りでこんなとこかなあ。 しかし最も凄かったのは、福原ヒロ子「従姉ヴァレリア」でございます。 これはセブンティーンでの連載で、かーなーりーヤバめ妖しげな作品でした。なんだか曰く有り気なお館に滞在することになった少女が従姉だという美貌の女と出会い翻弄されるサスペンスみたいなのですが、眠ってる間に背中にくまなくキスマークをつけられるとか、どっひゃあな話でした。
プラトニックなエロティシズムというのが理想なんですが、そこへ到達するのはなかなか厳しそうです。
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昨日BSにまわしたら突然幕末未来人が始まって引っくり返りました!ぐえ〜〜ハイティーンの古手川祐子出てるし〜〜! TV放送開始50周年記念の一環らしいですが、いやたまげた。当時少年ドラマシリーズを観たいがため(だってビデオなんてない時代だもん!)走るように下校した記憶が。 最近は「六番目の小夜子」が面白かったです(原作よりも/笑い)。こういったジュブナイルの秀作を、もっともっとドラマ化してくれないかなあ。
2003年02月12日(水)
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