日日雑記
emi



 久々にレンタルへ行く

いえ、正確には先週行ったのですが。
毎年冬ごもりの時期ってロクなテレビ番組がないんで、興味のある映画やなんかをまとめて借りてくるのです。今回は「パール・ハーバー」、「ホワイト・アウト」、「ジュブナイル」のビデオと、最近ちょっと話題のジャズ・ボーカリスト小林桂くんのCD。

「パール・ハーバー」は前半がも少しタイトだと良かったです。180分はいかんせん長すぎました。また、「ホワイト・アウト」は全体の1/3で話が見えてしまいました。織田くん演じる主人公は単なる山男にしてはテロに対するカンが良すぎて不自然ですし、ストーリーが単純でもうふたひねりは欲しいところ。冬山の威圧感にお話が負けてしまった感がありました。以上二本は女がらみの男の友情がテーマですが、キャラクターに裏表なさすぎであたしは不満です(笑)。映像に関するテクノロジーは完璧に近いのだから、もうあと差別化を図るにはストーリーと演出でしょう。
一方香取慎吾ちゃんの「ジュブナイル」はその名の通り少年少女の友情や夢や淡い想いを素直に出してて、よっぽど潔かったですねー。NHKの少年ドラマシリーズで育った世代としては、こういうのたまりません。もう滂沱の涙でした。タツローのテーマ・ソングがちょっとあおりすぎなのを除けば上出来の作品です。

そして小林くんのCDなのですが。…う〜ん、これホントにスィングジャーナルで賞もらったの?確かに錚々たる経歴だし、甘い声とルックスで人気があるのわかるけど、おきれいすぎてつまんないなあ。選曲も編曲もありきたりだし、ボーカルもひっかかりがないし。まあコンソレーション目的で聴くにはちょうどいいかもしれません。

ということで、辛口の感想が多くなってしまいました。
趣味が偏っているし好き嫌いが激しいので、わざわざ高いおカネ出して映画館まで足を運んだりCD買ってガッカリするのイヤなので、レンタルがあるのはとてもありがたいです、ハイ。

2002年01月20日(日)
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