生徒に感情移入することがある。自分がまだ子どもだからだろうか。「生徒の気持ちがわかる教師」といえば聞こえがいいのかもしれないが、それに応じてばかりでは生徒に迎合する教師になってしまう。頭では分かっていたが現場に立ってはじめてそのジレンマに気付かされた。教師として乗り越えなきゃいけない1枚目の壁。生徒から先生になるための壁。これを乗り越えたとき、自分は教師を名乗れるだろう。同時に生徒の立場からは1歩遠ざかるに違いない。 夢叶い、選んだ道を進んでいる。この道は険しい道だと分かっていた。何枚も壁があることも知っていた。報われることのない道になる可能性もあった。それでも来た道。まだ進める。
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