雨のち晴れ...scbellen engel
ひとり - 2007年02月16日(金)



日々増す目眩と共に
心ここにあらずで仕事をし
ひとり帰宅しては
迎えてくれるはずのこがいない淋しさを痛感し

一人味を感じるでもない食事をし。


食欲が全くない。
詰め込んでるだけ。
おいしくなんかない。


ふと…


3年前の夏に逝った従兄弟の笑顔と言葉
そして最期の顔を思い出し

愛犬のまんまるな眼差しや声
腕の中でぐったりした重さを思い出し


20歳の頃、一度だけかかってきた電話の父の言葉
そして二度と開かない瞳を思い出し



全てがリアルに感じ 痛くて痛くて
痛くて 痛くて。


自分が見えなくなってる。



誰か…。


そう喉まで出かかっては飲み込み
涙がぽろりと零れた。



何も楽しく感じない。
何も味を感じない。

何処にいても
ひたすら耳に音楽を流し
殻の中でくるまっている。


@携帯より




 past  INDEX   will




my bookに登録





↑エンピツランキング投票ボタン