雨のち晴れ...scbellen engel
不幸 - 2006年06月06日(火)






つい先日のこと。
誰とは書きませんが、身内で不幸がありました。

何故逝ってしまうのか。


何がなんだか分からないまま、今もってこれを書いています。


ただ一つ、覚えているのは。


「◯◯◯をかえせ…」



私に向けられた最後の言葉。

03年の夏、逝ってしまったあの瞬間がフラッシュバック。
あの人の母でした…

あれ以来、顔を合わせてなかった。
私が顔を見せれば、いい思いをしない。
みんなが苦しむ。
そして何より、私自身があの人を思い出す人達に会いたくない。
その思いがずっとどこかにありました。

あの時。

まともな会話をした最後の人間が私だった。
週末に映画に行く約束を交わし、電話をきった。
その二日後だった。
私を救うのに必死だった、あの人が先に逝ってしまった。
私を救うのに日々、忙しい中 時間をさき私に会いにきてくれた。
それが、全ての諍いの元になるなど当時の私には思いもつかず。
勿論、あの人もそんな事を思っていたわけもなく…。

結果として、あの日と同じような事がまた今回起きたわけで。
あの時、今回、私は一生この思いを背負っていかなければいけないのかな。
何がいけなかったんだろう。

私が誰にも自分の事を打ち明けなければ良かったのかな。

でも…そうしたら私は今、ここにいなかったかもしれない。

そうしたくはなくても、あの時の私ならそれが現実になってても
何もおかしくない。
そのくらい、それまで生きてきた中で一番辛い時だったから。
やっと癒えかけて、先に逝かれて罵倒を浴びて。
それすらも、自分の中に閉じこめればと今日まできて。

また…。

二日も急遽お休みを頂いたから、今日は出勤した。
休むこともできたけれど、家にいたくなかった。
家にいる事が今、一番苦痛かもしれない。
事実、仕事中は普通に笑っていた自分がいて、不思議だった。
これが現実逃避ってやつなのかな。・゚・(ノ∀`)・゚・。ペチッ

サテ…コレカラドコヘイコウカ…






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