雨のち晴れ...scbellen engel
何も・・・(プラス追記) - 2005年03月20日(日)



動揺していて、相変わらず目眩などの症状に悩まされていて
思考回路も弱っているので、あまり上手に書けませんが
良かったら読んで下さい。


何もできない。
自分の無力さ。

人にはそれぞれ、他人には理解不能(他人には些細なこととか)な事が
あると思う。他人には、家族には理解不能でも本人にとっては
とても大きな事で、極端な話、死にたいと思うほどの事もあると思う。

でも・・・。
そんな痛みを少しでも、ほんのちょっぴりでも
分けてもらいたいと思ったりするのは傲慢だろうか?
例えば嬉しい事や楽しい事、美味しい物があった時
誰かに知らせたくなったりするような気持ち。

苦しい事や悲しい事は、相手を知ればこそ
言えない事もあると思う。
相手がどんな反応するか分かっているから。
私もそんな一人。

ここには、過去いろんな事を吐き出してきた。
そして、いろんな人から支えられてきた。
顔も知らなかったり、声も聞いた事がない人達から。

そして・・・なんだかんだで私は今まだ、ここに存在できている。
支えてくれる人達に感謝の気持ちと裏切りたくない気持ちとが
入り交じったままで。

ただ生きているだけではだめなんだろうか?
意味がなくちゃだめなんだろうか?

自分が知ってる痛みの分だけ、人は他人に優しくなれるという。

私は?

いつだって自分勝手で、周囲を振り回しているだけではないだろうか?
存在の意味って、なんだろう?
分からない。
何にも分からなくなってしまった。

********

別日記で載せた写真。

「なんか・・・黄金の時計みたいに映ってたけど(笑)
 文字盤は茶色で、普通の時計ですからーーーー!!」

(◯田陽区さん風に。笑)

実は・・・察しの早い方で前からここを読んで下さってる方は
もう、お気づきかもしれません。
突然届いたこの時計。そして一緒に届いたベルト二本と本数冊。
そして。過去私が書いた日記。

一昨年亡くなった兄のものです。

何故、今突然届いたのか分かりません。
まだ、籍をぬいていない奥さんから届いたもので
これが余計に私を迷わせました。

あのとき・・・。
いろんな事があって(知らない方は、一昨年7月の日記をどうぞ)
私は、あれ以来一切の連絡をとった事がなく
また、とる理由のある相手でもありませんでした。
本数冊の中には、私の病に関するもの、私が兄にあげたものがあり
メモ書きのような手紙がありました。

「あなたの病が良くなり普通の生活ができるようになることを
 祈っています」

私の日記。
これは今と違って、病の症状が出始めたばかりの最悪の頃の日記で、
彼女も勿論読んでいるはずで。
あのとき私をこの世の人ではない表現をされたものでした。
今、手元に返ってきて。
コピーされていると思っています。
できるなら。
あのとき・・・。
兄に一緒に持っていってほしかった。
兄だけが知っていてくれたらそれでよかった。

兄の消えたあのときの思いは、決して風化される事がないまま
私の中にあり、また、あのときをきっかけに親族さえも
信用できなくなっています。
例えば、私が消えたとしても誰にも知らせなくていいと思うし
知ってもらわなくてもいいとさえ思っている。
兄が見せていた私への言葉や態度は、どこまで本当だったのか。
真実を知る術もなく時は過ぎ、
兄への思いは何も変わらない傍らで少しの不信感もあり・・・。

私には父がいません。(正確にはどこかにいる)
私には姉妹はいません。(正確には異父姉妹が二人)
私には友達がいません。
(信じていた昔からの友人を信じる事があることで信じられなくなり)

これを「私は一人ぼっち」と書くと・・・思うと
我が儘だと思われる事でしょう。
身内もいない、友達もいない、でも自分を持って生きている力強い人は
沢山いますから。
だから。
口にする事をやめてきました。
ここに書く事もやめてきました。

こんな自分を「悲劇のヒロインと思っている」と言った人もいました。
そうなのかもしれません。
何を言われても、もう否定も肯定もしない。
できない。

いつ消えようとも(故意にでなくとも)真から悲しむ人がいるのかというと
恐らくいないと思います。
人はみな、自分がかわいくて、自分が大切。
だからこそ、あえて自ら死を選択する人がいれば
苦難をバネに生きられる人もいるんじゃないかと思うから。

何を書いているのか分からなくなってしまいましたが
一つだけ、お伝えしたいのは
もし、自分を上辺だけでも支えようとしてくれる人や
声をかけてくれる人がいたら・・・それは小さな幸せなのかもしれません。

兄の時計は止まったままです。
一昨年止まったのか、昨年止まったのか、今年止まったのか。
9:50(14日)で止まっています。
電池を入れてとメモにはありましたが、
電池を入れるつもりは今のとこ無く、そのまま左腕につけています。
こんな事をしてもしかたないのに。

人は生まれ、人は死ぬ。
これが自然の掟なんですね。
だから・・・私がいつか消えたとしても・・・
もったいないから涙は流さないでください。
悲しまないでください。

まとまらないし、暗いだけの日記を読んでくださって、ありがとう。

多分・・・もうこんなものは書かないと思います。

〜追伸〜
なかなかHPを再開できず、本人的にも不満(笑)
そう思って今日は色々いじってみたけど・・・疲れてしまった。
再開はいったい (p _ < 。)





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