雨のち晴れ...scbellen engel
スーツに笑顔 - 2004年04月01日(木)


昨日書いた、障害者の子が今日も元気に現れた。

正直、まだ自分の中で整理がつかないままだった。

勿論、彼は昨日の事など何もなかったように現れ
今日は彼にとって、すごく楽しみな日(私の仕事に関係する事)で
ご機嫌だった。
社員やスタッフの腕を引っ張り、すごいはしゃぎよう。
それを見ていた私は、カウンターからでる事ができなかった。
昨日のような態度はしなかったつもりだけど
彼はどう感じただろうか。

カウンター越しに話をして
最後に彼はこう言った。

    「お姉ちゃん、見て☆」(^O^)

彼は、障害者の方が仕事などを少しでもできるようになるための
なんというんだろう・・・。
学校とも違うけど、そういった専門のとこに毎日、通っている。
そこで、何か行事があると本当にたまにスーツを着るらしい。
今日もそれを着ていて、私に見てと言ったのだ。
「かっこいいね!◯◯ちゃん!」と言う私に微笑み、嬉しそうに彼は
帰っていった。

いつだったか・・・。
3月の初めくらいだったかな。
初めてスーツを着て職場に現れた時は、スタッフ皆が声をかけたものだった。その時は、私からスーツについて聞いた記憶がある。
「◯◯ちゃん、今日はかっこいいね!どこか行ってきたの?」と。
はっきりとは聞き取れなかったけど、彼の通う場で誰かがいなくなるような
そんな事を言っていた。「卒業式?」と聞く私に彼は首を振り、
「バイバイしたの」と言った。「お別れ会?」と言ったら頷いていたっけ。
その時の、少し照れくさそうな笑顔を覚えている。
彼は、又、私に色々聞いてほしかったんだろうか。
そうなんだと思う。
そんな気持ちも察しながらも私は仕事もあって(今日は一人だった為)
あまり聞く事をしなかった。

仕事を終え、帰り道。
空が泣きだした。
こらえていた涙が溢れてしまったかのように。
雨に濡れながら自転車をこぎ、通りがかりに ほんの一瞬、桜を見た。
今年の桜もきっともう終わり。
冷たいと感じなかった雨。
来年は穏やかな気持ちで桜を見られるかな・・・。







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