ビザ更新のために、 マダム・ぶっひーと連れ立ってお役所へ行った、その帰り。
市場でも流すか(←めちゃめちゃおばさんぽい)ということになり、 ぷらぷらと歩いていたところ、 石造りのテラスがある所に見慣れない屋台が。
出ました。 今年の新ワインです。
白と赤でブースが分れているのがニクイ演出である(そうか?)。 二人を観光客だと思った赤おじさんと白おじさんが、 両方から試飲用のグラスを突き出してきた。 本当はお金払わなくちゃいけないんだけど。ラッキー。
で、コージ苑はそのまま観光客っぷりかまして、 二杯ほどいただいて「ありがとう」したわけだが、 マダム・ぶっひーはむらむらと購入意欲がわいたらしく、 「甘くないワインはないか」と探索開始。 「○○地方のワインが好きなんだけど」 「そっちの赤も試してみていい?これ樽?」
もはや観光客ではないことがバレバレである。 それでも二本買った彼女は良い客というべきであろう。 (…と、後で自分で言っていた)
道行く人たちも足をとめて、 一杯二杯とグラスをかたむけていた。 感覚としてはあれなのかなあ、 日本人が「新米出たよ」って楽しむ感覚。
何にしても、美味しいのは嬉しいのだ。
|