午前中、七味屋氏はワインだのお菓子だのを買いこんで、 慌しく帰っていった。
今回、価格破壊を追求した彼は、 L国からミュンヘンまで飛行機、 そこからはレンタカーでスロまで来るというルートをとっていた。 来る直前まで、ああだこうだと悩んでいる様子を見るにつけ、 コージ苑も5年前はそうだった・・・と、 マンガ日本昔話に登場する村のじいさんの様に、 キセルをふかしつつ遠い目をするコージ苑であった。 (キセル持ってないだろ) もうねー、多少高くても楽な方を選んじゃうからね、最近。
また次に会えるまでのお別れね、さびしいわと、 別れの余韻に浸るまもなく、 今日は定期テストなのであった。 監督・採点で帰宅は結局9時過ぎだよダーリン。
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椎名誠『あやしい探検隊 不思議島へ行く』 角川文庫
「不思議島」とか「不思議鳥」とか、 そういえば『ONEPIECE』の作者が多用していたなと思い出し、 もしかして彼は椎名誠の愛読者だったのかと、 どうでもいい想像を巡らしてしまう書名である。 (本当にどうでもいいな) 遠くはスリランカから、近くは東京湾に浮かぶ島まで、 ちょっと不思議じゃない?という島に行き、 キャンプして酒を飲みつつ騒ぐ。 うーんアウトドアだなあ、すごいなあと感心しつつ読むことで、 インドア派の人間は、擬似アウトドア体験をするのであった。
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