出向コージ苑

2003年12月26日(金) 開眼?

アニメといえばジブリ一本槍の七味屋氏。
一方コージ苑は、押井守とか大友克洋とか、
絵はリアル、ストーリーは緻密かつぶっ壊れ系が好みである。
破壊シーン?OKOK。
内臓出ちゃう?平気よ、ストーリーがあれば。
キャラがかわいくない?いいっすよ、別にロリコンじゃなし。

こちらにとってあちら系は許容範囲なのだが、
あちらにとってこちら系は非許容範囲らしい。
曰く、分りにくい、気持ち悪い、生々しい。

というわけで、住む世界が違うのだと、
半ば諦めていたところ、
2003年も終わろうかという今頃になって、
彼はふと「その気」になったらしい。

「あれ、もう一回観てみようかな」

「あれ」とは当時、世界的に評判になり(マニア限定)、
「マトリックス」のコーエン兄弟にも影響を与えたという、
士郎正宗原作、押井守監督の「あれ」である。

ということで、本日のDVD2本勝負。

※※※※※

「Ghost in the shell」
広義に、生命とは何か、というテーマを扱ったお話には、
個人的に惹かれるものが多い。
難しいことは分らないけれど、
後でぼーっと考えられるから。
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』もそうだったし、
(映画「ブレードランナー」は観た事ないんだよな…)
そういえば「AKIRA」も、
超能力メインだが、テイストは同じ。
吉野朔実の『エキセントリクス』も、
「記憶が個人を限定するか」というお題だった。
それに加えて、押井作品独特の空気が流れればもう完璧。

…コージ苑、まるっきりマニアみたいじゃん。
(違いますよ、私は『○え単』なんて買いませんから)

「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」
ラッセ・ハルストレム監督の出世作。
主人公の独白に度々出てくる言葉、
「ライカ犬のことを考えれば、僕は幸運だ」、は、
観終わった後にじわじわと効いてくる。
こういう、淡々とした語り口調が、
この監督の真骨頂なのではないか、と思うが、
最近の作品からして、どうも違う方向に行きつつあるような…


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