出向コージ苑

2003年10月30日(木) 銀行口座

銀行口座を開かないと、
給料を振り込めないわよと脅され、
授業の合間をぬって、あわてて銀行へ行く。

今回コージ苑が入手したビザは、
前述のとおり3ヶ月のものなので、
この国の銀行で普通預金口座を開くには、
期間が短すぎるんだそうだ。

そういう人達のためにあるのが、
「外国人用特別口座」である。
要は簡易口座のようなものだが、
その実態は、預金をおろすにもカードが使えず、
いちいちパスポートを持って行かないといけないという、
まことに不便な口座である(という話)。

手続きのために、書類に必要事項を記入していったのだが、
慣習の違いによる小さい面倒が、ここでも起こる。
たとえば、パスポートの取得場所。
日本で発行された場合、それは「外務省」となっているが、
この国ではさらに、「どこの外務省だ」と聞かれる。
どこもなにも…と思うが、必要だと言われればしょうがないので、
「水戸支部」とか何とか答える。
本籍地の住所も「日本での定住所」として必要なのだが、
「この、『大字』ってのはなんだ、通りの名前か」と(当然)質問される。
うー、日本の住所は「○○通り●番」じゃないんだよ〜、
…といっても、そういうシステムがあるという事自体通じないのか、
「書類上」どうしても必要なんだという、お役所的発想か、
「ここはどうしてもストリートが必要なんだ」とくる。
我ながら、これでいいのかと思う程、適当に答えておいた。
今になって、ちょっと心配。

手続きが終わり、帰ろうとするコージ苑に向かって、
担当のお姉さんが「ちょっと待って、相談が」と言う。
何だろう。
新しい金融商品(っていうのかしら)の説明か。
座りなおしたコージ苑だったが、次の一言で腰くだけ。

「私の名前を漢字で書いてほしいの〜」

よくある話。
よくある話。

いいですよ、そんなのお安い御用ですよ、
さあなんていう名前なのかな、マヤかな、エバかな?

「モイツァ」

…よりによって…

考えるから時間をくれ、と言って、
今日のところは逃げてきたコージ苑。

漢和辞典、どこにあったっけ。


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