出向コージ苑

2003年10月13日(月) 先生の「御」授業

前にも書いたことであるが、
今年度、コージ苑が担当する授業は、大きく三つに分けられる。
一つは、一年生の日本語演習。
一つは、三年生の必修古典。
そしてもう一つは、四年生の選択古典。

この、最後のひとコマについては、
コージ苑は正直言って開講自体を危ぶんでいた。
だって、古典だよ?
外国人が外国で外国語として習ってんだよ?
日本人ですら、「古典は外国語だと思え」とか言われちゃうんだよ?

それなのに、一体誰が好きこのんで、
「古典」を「選択」するだろうか、いや、しない(反語)。

…と考えていたコージ苑だったが、
いやいや、いる所にはいるものだ。

マニアってもんが。

彼の名はソニック君(仮名)。
古典マニアの敬語マニアである。
ベケ教授に紹介された時、彼はコージ苑にこう言ったものだ。

「私は、先生の御(ご)授業に、是非出させていただきたいのです」

…すっげえ。
まさに「すっげえ」としか言い様のないこの敬語っぷり。
(微妙に間違っている気もしないではないが)
ここまで崇め奉られると、良い気分を通り越して脱力してしまう。

そして、選択古典の第一回目。

受講する学生、ソニック一人。
何回数えても、ソニック一人。
咳をしても、ソニック一人。

…さてと。
一年間張り切っていこうかしら(あらぬ方向を眺めつつ)。


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