夜中、幾度か目を覚ました覚えがある。 寝苦しかったわけではなく、 怖い夢を見たわけでもない。
緯度の違いに加えて、 夏が戻ってきたかのようなスロの天気。 既に10℃前後の寒さになっていたL国とは、 気温差がありすぎる。
そして環境に対する適応能力に若干問題があるコージ苑。 寝ている最中に「暑い」と感じたのであろう、 掛け布団を盛大にけっとばして熟睡していたようだ。
そして朝。 扁桃腺が見事にはれていた。 鼻も完全につまっていた。 風邪である。
やはり、気力と体力というか、 心と体は別物なのだという、良い証明になったようなならないような。
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清水ちなみ『仮定の医学』 幻冬社文庫 私たちの体に関する、まことしやかな噂。 「髪が伸びるのが早い人はスケベ」 「胸の大きい女性は頭が悪い」 「ピアスの穴をあけると男運が変わる」… 迷信だと一言で終わらせてしまうのはつまらない。 ならば医者に聞いてしまおう、と著者がインタビュー。
鼻水をすすりながら読んでいたコージ苑。 「風邪をひきかけの鼻水なあ、あれは粘膜がはがれて腐って出て来てるんだぞ」
………。
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