江戸時代、大名の国替えというのは、 それはもう冗談じゃない程の騒ぎだったそうだ。 家中の人間の引越しだけで莫大な費用がかかるというのに、 幕府から出る支度金はほんのわずか、 商人は「ツケ」の徴収に奔走し、 庶民は藩主が変わると生活も変わるというので、こちらも心配顔。
・・・というのは、時代劇小説の受け売りです。あしからず。
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いずれにしても、引越しはただでさえエネルギーを使うというのに、 それが国をまたぐとなれば、 人生の、というと大袈裟だが、ある時期の節目くらいにはなるイベントである。
さて、コージ苑の今回の国替えは、 ご存知の通りL国→スロ。 約2000キロの南下である。
前回と同じ、C航空を使って数時間、 着いたスロは暑かった。 今朝のL国は、確か10℃切る勢いの寒さだった。
後ほどぶっひー嬢が教えてくれた情報によると、 夏の「ヘンな天気」を引きずって、 本来なら秋雨の季節であるべき9月半ばになっても、 未だに残暑厳しい、といった風情のスロなのだそうである。
・・・国、替えて良かった(感涙)。
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養老猛司『バカの壁』 新潮新書 小包の片隅に入っていたこの本、 表題を見たときには両親の愛情を一瞬疑ってしまったが、 読んでみて一安心。 彼らは娘に「バカには越えられない壁がある」 と暗に伝えたかったのではないようだ。 「個性重視」「ゆとりある教育」に待ったをかける意見、 最近増えてきたなあ。 個人的には、昨今の風潮は単に言葉のはき違えというか、 拡大解釈(もしくは都合の良い解釈)から来ていると思うのだけど。 だから、最近は「個性」とか「ゆとり」とか聞くと、 何だか胸くそ悪くなってしまう。 本来は、悪い意味の言葉じゃないはずなのに。
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