飢えていた - 2005年02月12日(土) 今日も仕事。起床後、しばらく半目。 取材後ぐったりしていると(?) 同行のカメラマン(というか半分友達なのですが)が お昼、すんごく美味しい店に連れてってくれた。 リストランテ…なのでイタリアンなのですが、 とっても気さくな店内空間。 床はざっくりとした板張り。 インテリアは適度にラフで、 でも愛嬌があって、なかなか私好み。 置いてある雑誌が「太陽」「Pen」 その他カメラ関係、オートバイ関係、車関係充実… となりのお客さんは ご年輩の老夫婦。 その向こうは若いカップル。 私たちの後に入ってきたのは、 スーツの男性ひとり客。 客層が幅広い。それだけでもうなんかうれしい。 で、友達は「鶏レバーと砂肝のパスタ」を。 わたくしは「豚挽肉とキャベツの煮込みパスタ」をオーダー。 やっ! もう!! おいしくて、体の中にぶわっと風が吹き抜けました。 塩の味ってこんなに美味しかったっけ…?みたいな。 もっと食べたかったー。 で、その友達がなんとまあ某雑誌の写真賞をとったというので、 なにあなたそれ早く言いなさいよ!ってことで、 ケーキとエスプレッソを気前よくおごりました。 そのいちごのタルトがまた! 意識が遠のくおいしさでした。 そういえば置いてあった本、雑誌の中に 「香月泰男」の作品集があって、思わず手に取りました。 私、絵画は見たことがありまして なかなかというかとても好きなのですが その作品集は立体で、 うわー、うわー、いいなあ、と思いながら見ました。 こういうものに飢えている。胸がきゅーんとしました。 最近はロクな精神状態で過ごしてなかったのですが、 あの店に行ったことに関しては 全てのチャンネルがぴぴっと噛み合った感じです。 ありがとう。何に?何かに。 -
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