幸福と 科学   ...ごとうみちこ

 

 

古びた犬 - 2004年07月18日(日)


仕事がらみの所用で海辺の某所にいた。

待っている間、近くのボロ家に犬小屋があったので
ホーとのぞき込んでみると中の犬と目があった。
中の犬は「やれやれもう昼ですかい?」
という感じでものすごーくめんどくさそうにだらだらと出てきて
私の前でむ〜〜…とのびをした。けっこう年寄りっぽい。

犬は好きだが知らない犬にはそれなりに用心が必要。
なので少しずつ近づいてみた。
夏のせいか抜け毛が多く、薄汚れて、
目もなんだか眠たそうで、お世辞にもかわいくはない。

こぶしをそっと差し出すとフンフンと匂いを嗅ぎ、
すぐに飽きて興味なさそうにしていた。
大丈夫そうだったので首をなぜた。

ちょっとの間触っていたが、犬はべつに嬉しそうでもなく
かといって嫌そうでもなかった。

犬の毛は古くなった歯ブラシみたいにごわごわとしており、
私も触っていて別段楽しい気持ちにならなかったがしばしそこにいた。

なんで私達いっしょにここにいるんでしょうね。
みたいな時間がゆっくり過ぎた。
でもまたいつか思い出すかもしれない。


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