月日は百代の過客にして… - 2003年08月24日(日) しかしそれにしても、最近思うのは 「あれ?この空き地なんだったっけ?」 というぽっかりとあいた空間の多さ。 街中でもそう、うちの近所のような住宅地でもそう。 そして大抵、そこに何があったのか思い出せないの。 この街に住んでもうすぐ10年たつけれど、 ここ数年の変化はけっこう激しい気がする。 ちょっと前までは、新しいものには何か期待があったんだけど、 なんだかもう最近は期待などなく。 また、これらは去って行くんだろうという あきらめみたいなものがある。 速度が速くなればなるほど、 止まっている人間にはそれは見えなくなる。 なかったのも同じこと。 なんだか抽象的にしか言えないんだけれど、 私はもっと別なものを見ていきたいような気が、 今はしている。 -
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