Rという本のこと - 2002年12月11日(水) ここしばらく、たまたまなんだけど、 家や建物についての仕事に関わる機会が多かった。 会社の仲間とも必然的に(半分冗談だけど) たとえばどういう家を建ててみたい?とか、 ゴトウさんだったらどういオーダーする?とか そういう話になったりもして、でも なんか違うんだよなあとずっと思っていた。 新築の家かあ。うーん。 一戸建てかあ。うーん。 大きな音で音楽が聴けるのは魅力的だけど、 それ以外はあまり興味ないなあ。 新しいものを自分のためにわざわざつくるというのが、 居住空間という意味においては、なんだか気持ち悪い気がした。 探して、合わせて、暮らす。 そういう方がしっくりくるなあと思っていた。 別にそこからなにか深く考えていたわけではないのだけど、 そしたらこんな本に出会った。 R the transformer 私のようなどうということがない人間が感じていることは、 必ずほかの誰かがまた感じていたりするものなのだなあ、 と思った。 でもそういうことに、共生ということの可能性があるんだと思う。 -
|
|