幸福と 科学   ...ごとうみちこ

 

 

木と草と土ばかり - 2002年05月04日(土)


夜遅くなって、駅から家まで歩いて帰った。

ふと、どうなっているんだろうと思いついて、
子どものころ遊んでいた草むらへ回り道してみた。

もっと狭く感じるかと思ったけどそうでもない。
草野球とかサッカーなら今でもたぶんできそうだ。

そのすみっこの方に使い古された木の電柱が
4本重なるように倒れているスペースがあって、

私たちはよくそこに集まって
またがったり上を歩いたりしながら
くだらないおしゃべりをしていた。

それもまだあるようだった。

懐かしい感触の上に足をかけてみたら
「バキ」と乾いた音がしてなにかが折れた。

「人を乗せるのは久しぶりですよ」といわんばかりに。

私はなんだかあたまがクラクラした。






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