<1642>『はじめてのふゆ』「いってくるね、がんばってね」と金魚に言って、幼稚園に出かけていきました。だけど。バスを見送って、おうちに戻ってくると、動かなくなっていました。朝起きたときから虫の息だったから。時間の問題だなぁと思っていたけど、午前保育の娘を待たないで行ってしまうと思ってなかった。娘が戻ってくるまで、水槽にそのままにしておいて。お昼ごはんを食べてから、公園でお墓作ろうねって。いつになく無言で。ときどき金魚の水槽を振り返って、「さみしいなぁ」って。ベランダから見える公園に行って、隅っこのほうに穴掘って、水草のお布団作って、その上に金魚を寝かせて、残ってたエサを全部かけてあげて、土と葉っぱをかぶせてお墓を作ってきたよ。なんだか…さみしいなぁ。「てんごくいったかな?」「まえの2ひきとあってるかな」「ひいじいちゃんとも、あってるかな」そんなことを呟く娘。生き物はいつか死ぬってことを理解したのかな。娘が公園で遊びたいというので、ヤマハに行くまでに少し時間があったし、少しだけ遊んでいいよって。幼稚園で習った鉄棒の前周りをどうしてもワタシに見せたかったみたいで。「みててね」ってクルッと上手に回ってくれました。びっくりだよ。前に公園に行った時は、ぶら下がるのが精一杯だったのに。高いジャングルジムもサルみたいにスススッと登っていくし、怖がってた急な滑り台も、余裕で降りてくるし。ブランコも立って漕ぐし、ブンブン吹っ飛んじゃいそうなくらい漕いで笑ってるし。心臓が飛び出しそうで、身体に悪いわぁ。ワタシが子供の頃、母も同じ思いで見てたんだろうな、と思ったよ。だけどさ。すごいなぁ。幼稚園って。ワタシの知らないことがどんどん出来るようになってる。さ、お家帰って、ヤマハ行こうね。