うーん。 - 2003年12月22日(月) ------------------------------------------------------- * はじめに * * 〜 かざぐるま作りを考えている人達へ 〜 * ------------------------------------------------------- 頑張ってますか?? 「画用紙とスティックのり!?そんなバカな!!」とか 「風速15m/sの風なんか台風でもこないと起きないよ!!」とか 「かざぐるまとか普通にめっちゃ回るんちゃうん!?」とか 思う君達の気持ち。かなり同感できます。 実際僕達、かざぐるま つくりましたからね(笑) 一つだけ、きっちり言わしといてもらおう。 「かざぐるまはやめておけ」 これから下に書いてることは俺達がやったときの様子だけど、 一回目の実験の時のことだけで、 そのときは軸が回りにくかったというアクシデントがあってからこその 下記の結果だったわけです。 二回目はボロボロでした。その後のプレゼンが大変でした。 二回目の実験はちゃんと羽の形、迎角とか考えてた所はちゃんと回ってました。 効率もそっちのほうが断然良かったです。 風速に対する強度に関しては、あまり大きくしないでおけば、 ある程度しっかりしてれば、そんなに心配はいらないかと。 とりあえず、その辺を頭にいれてから、読むなら読んでくださいね。 ------------------------------------------------------------- 今日は、先週書いた、風車の風洞実験でした。 見事に1番良い結果を得る事ができました。 うちの班は変なことばかりしていて、内心ビクビクしてたわけですが、 結果オーライ、ハイタッチを決めました。 まぁ、理論等のしっかりしたものがある形でやって欲しいという 教官側の気持ちは分かるんですがね。 せっかく航空工学を駆使して翼の形状を計算したり選定したりしても たかだか画用紙とスティックのりで微妙な曲線をどうして再現できるだろうか、 いや、できない。と僕達は真っ先に話してたんですよ。 まぁ、みんなと同じことしたって仕方ないし、教科書通りしたって、 結果は「教科書通りでした」じゃつまらないし、違ったら違ったにしても どう違うか考察するのも面白く無いし(笑) 逆に、そんなことをしてる分、 理論的に結果を説明するのが難しかったりするんですがね。 けど、うちの班の目標である、 低速風速で回転を開始する起動性のよさと、 回転数がほぼ飽和してしまっている15m/sにおいては耐久性を最優先。 という目標は達成しているんですよ。 偶然にも同じかざぐるま型にしてた班よりも結果上回りましたし。 えー、かなり良かったです。 結果悪かったらどうなっていたことか。。。 しかし、僕達色々変なことしてた分、 セッティングにも1番時間かかったんですね。 そしたら、今日の実験後 「次回の実験はセッティング時間に制限を設けるかもしれません」 僕達、やはり嫌われてるみたいです。 まぁ、そういうことはさらに僕達をヒートさせるわけで。 今回は凧の足みたいなのをひっつけたりしたんですが、 次回はパラシュートつけようかとか言ってたりしてます(笑) やはり現実は理論・理想どうりにはなかなかならないんですね。 きびしい世の中です。 ----------------------------------------------------------- * 終わりに * * 〜 かざぐるま作りを考えている人達へ 〜 * ----------------------------------------------------------- かざぐるまも上手くつくれば、なんとかならないこともないけど、 方向制御板を作成するのが難しいのです。 かざぐるまが回ることで、その後ろの流れが乱れたりして色々面倒なのです。 かざぐるまじゃなければ、影響はまだ少ないので、少し考えれば大丈夫。 プレゼンの方は、ちゃんとまじめな風車の形で考えれば、 その考えた事・理由等をプレゼンすればいい訳で。 かざぐるまは、プレゼンはなかなか大変ですよ。 利点といえば、小さい風速でのすばらしすぎる起動性だけど、 抗力型だから、効率あんまりあがらないし、方向制御いるし。 どうやって回るかとかも説明しないといけないし。 どうしてこのような結果になったかも考察しないといけないし。 それを、考えるのも面白いといっちゃあ面白いのですが。 まぁ、いろいろ頑張ってみてください。 少しでも役にたてば幸いかな。 ------------------------------------------------------------- ...
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