misuzuの日記
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最近すごく興味をひかれているのは「海馬」 またしてもほぼ日の影響なのですが(^^ゞ 連載中の脳に関する「海馬」というコーナーには興奮気味。 年をとるといろんなことを思い出せなくなってきて、それは老化と思われがちだけど たくさんの情報が脳にあるから選び出すのに時間がかかっているだけ、とか 脳にとっては「好き=必要」とか、面白い話が書かれています。 子育てについての話も、脳と薬の関わりについての話も面白いです。
書いているのは東京大学薬学部の池谷裕二さん。31歳。 専門的なことを、とても分かりやすいことばで書いてらっしゃるところに おおいに知性を感じています。 先行販売の単行本「海馬/脳は疲れない」も申し込みました。
脳は本当に不思議なもの。 事故で片腕を失ってしまった人が、ないはずの手が痛むというのを 何度か聞いたことがあります。 テレビでは、存在しない手を握りしめ 爪が手のひらにくい込んでいて痛いと感じる錯覚から逃れられない人が 鏡を使って作った箱に残っている手を入れ、まるで両手があるかのような様子を見て そして手のひらを開いて「爪がくい込んでいない」と認識した途端 痛みがなくなったというエピソードを見ました。 痛覚も脳次第なんですね〜。
「海馬/脳は疲れない」も相当面白そうな予感。届くのが待ち遠しいです!
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