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■ SB @ be constant in people's abyss
その後、Yが今度はアニーの家に一晩だけお泊り。 夜中に皆でビデオを借りに行った。 借りたのは『O』(オー)と『don't say the a word』の二本。
『O』(オー)の方は、lovelyジョシュ・ハートネット主演。 シェークスピア原作”Othello”の現代版。
原作での主人公は、勿論オセロなんだけど、 この現代版の方では、”Othello”の中で色々な画策によって 主人公を破滅へと導く、イアーゴを主人公として そのイアーゴの視点から話は展開していく。 勿論、名前は変えてはあるけど、 それぞれに元との関連性も変わってはいない。
見終わってすごく、すごく哀しくなった。 こんなにも寂しくて痛くて仕方がない事が あるのかって思う位、辛くなった。 原作の時代は違えども変わらない人の妬み、寂しさ、虚しさ。 こう言う風に現代に置き換えて改めて見ると 時代関係なく、こう言う事はあるりえるんだよね・・・と 思わざるを得なかった。
そして、これが公開される時もアメリカの高校で 銃による事件があり、 公開を見合わせようか?と言う議論があったらしい。 でも、監督曰く”こう言う事件があったからこそ公開したい。” そう言ってたらしい。 この映画によって変わるものがあればいいと・・・。
確かにオセロの様な事はアメリカでは、 起こりうる可能性が高いのかもしれない。 銃社会でもあるし。 でも、だからこそ色々学ぶものがあると思う。 日本でも一時期物議をかもし出した映画があったけど 私は見て、やっぱり見る事によって学ぶものが この映画にはある、そうも思った。 映画やTVは確かに作り物な部分が多い。 でも、その中にも日常私たちが体験し、直面している 問題や悩みはたくさん見出せる気がする。 そして、其れをスクリーンの中とは言え、多くの人や個人々で 解決、考えていく姿は沢山共感できる部分があると思う。 それが何処かで自分に置き換えられて明日の勇気になる事だって あると思う。
(又、何か何が言いたいのかまとまんなくなってきたけど(笑) とりあえず、沢山の映画とかを これからも見ていきたいなぁ〜と思った今日この頃でした。
2002年03月27日(水)
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