| 2004年09月10日(金) |
屍鬼(ネタバレあり) |
(おまけニウス:日経新聞に連載中の高村薫「新リア王」に合田登場!!ただし1987年当時の設定)
友人にずーっと長期借りっぱなしだった、小野不由美氏の「屍鬼」をやっと読了しました。 (どもありがとう!>友人殿)
上巻は長く感じたけど、下巻はあっという間でした。 殺戮の連鎖な話なんだけど、悲哀が漂っているのはやっぱり女性作家ならではだな、と感じました。
好きなキャラっつうか共感出来たキャラは夏野、昭、敏夫、律子、徹、辰巳かな。 夏野はクールな少年だけど、最後まで行動してましたね。 彼には一本筋の通った物を感じました。 途中で儚くなってしまったのには、びっくり〜〜(;´д`)。 こういう美味しいキャラは生き残るのが相場ですが、キャラ萌えしない小野主上はその辺りは容赦がない。
昭も出た当初は、実のお姉ちゃんを呼び捨てにするわ、結構傍若無人なとこはあるはで、「かわいくないガキ」と思ってましたが、後半の頑張りぶりには涙です。 その頑張りが呑気な(というか現実に目をそらしてる)大人達に通じない場面は、昭と一緒に切なくなりました。 そんな昭も容赦なくやられてしまって〜〜。ううっ(T.T)。
敏夫はずるい所もあるけど、それは村のためであって仕方がない。 やっぱりオイラは自分自身がのんべんだらりとしてるので、行動するキャラが好きなようです。
律子も一本芯があるキャラでしたねー。 屍鬼になっても、自分の意思を通し、血を一切口にせず、死んでいった姿にはアッパレです。
徹は夏野命という感じで〜〜。いや、変な意味じゃなくって(意味も有るけど)。 苦悩してたけど、最後には律子の感化でお食事をやめて安心しました。
辰巳は悪の魅力ですわん。彼は沙子のために動いていて、黒に徹する時は徹する姿が潔いです。絶対美形だと思う。
さて、静信ですが、自分は彼のことをあんまり理解出来ないかな。 で、知人のサイトにも書いたんだけど、この話って小野さん唯一のラヴストーリーでは?などと、勝手に思っております。
しかし、長くて、重かった(重量が)。 次は別の友人から借りた少年愛関係の本でも読みます♪
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