熱帯マンゴー日記

2002年03月16日(土) 指輪物語第一部下

映画を見て以来、何だか憑き物が憑いちゃったみたいで、原作読んでます。
ハリポタ読みもミステリ読みもストップだ!
大分前にも一応全巻目を通した筈だったけど、すっかり忘れてましたワイ。
とにかく深いっすねぇ。
今、エルロンドの会議の所です。サウロンの脅威が迫ってる中での、アラゴルンの都合、ボロミアの都合の議論中。
歳食ったせいか(自分が)、それぞれの立場ってのを考えながらじっくり読めるようになったです。
それから、トム・ボンバディルの存在。
ずっと前だったら御伽噺のデウス・エクス・マキナ的に捉えてたけど(ほんと浅い読み方ぢゃ)、今回読んでみて、中つ国で最も古い存在であるトムのことを無い頭をひねって考えてしまったワケです。
シルマリル〜とか他のトールキンの作品は全く読んだことないので、トムのことは勝手に想像するしかないんだけど〜〜。
映画はスペクタクルなジェットコースター的面白さだったけど、やっぱり原作はじっくりと描写されてるので、ゆっくり楽しめますネン。

で、結局、原作を全巻集めちゃったですワイ(文庫+ハードカバーの追補編)。追補編の系図とか年譜などは、自分のオリジナル書く時、すごく影響受けちゃいました。遥か昔のことだけどサ。
それから、指輪〜の中の食べ物の描写がとっても美味しそうで!
トムの所のパンと蜂蜜、エルフがくれた透明な飲み物、エルフ版カロリーメイト(笑)のレンバスとか、それから後半に出てくる、サムがつくる兎肉のシチュー!
外国のファンタジーってどうしたあんなに食べ物が美味しそうなんだ!?
ハリポタ(途中だけど)しかり、(自分の中では大好きなファンタジーの部類に入る)「妖女サイベルの呼び声」しかり。

お腹空いたけど、続き読もうかな〜。


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