フライングペンギンダイアリー
夏心からり



   下らない魚の話。

 今日は久しぶりに友人と三人で昼ごはんを食べた。わざわざ電話で誘ってくれたので、ちょっと嬉しかった。

 その時に『常に泳ぎ続けていないと死んでしまう魚は寝ている時はどこにむかって泳ぐのか?』という議題が出た。
 鮫とか鮪は、常に泳いでいないと死んでしまう魚だということは知っていたが、じゃあ寝ている間一体どこにいってるんだオマエは、とまでは考えたことが無かった(普通はそんな事考えないからだろうけれども)
 寝ていても泳いで進まなきゃいけないのだったら、他の魚からすれば夢遊病者のようにみえるのだろうか? 謎だ。
 結局3人とも分からないし知らないので、話はどんどこ発展していき、『魚は一日が二十四時間だと知っているのか』とか『魚は暑さを感じるのか』とか『魚は痛みをどう受け取るのか』とか、最後には『魚は何を考えているのか?』などという話にまで及んだ。
 どうって事無いというか、実に下らない話かもしれないが、私はああいう話が好きだ。


2002年03月19日(火)
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