■『6.25神戸HPP(夜の回) 』■
2005年06月29日(水)
は面白かった!
言うまでもなく松浦亜弥19回目の誕生日コン。しかもほぼ地元。 爆音の疲れもあり、前半はウトウトしちゃったりしたんですが、後半からはきちんと観ました。
相変わらず(スタッフを含めた)全体の雰囲気がいいですね。 ノリノリで楽しんで作っているのが伺えます。主役の松浦は辻とのコミュニケーションが 非常に上手くいってるようで、もはや阿吽の呼吸の領域? あそこまで仲良いと 藤本との関係を心配しちゃうよ。
ケーキに顔(鼻)を突っ込んだりと、仕切り役の松浦が自由奔放に遊び回っていた誕生コン。 そのためややグダグダ感が無きにしもあらずでしたが、今回ばかりは目くじらを立てるわけ にもいきません。だって、これは感極まって台詞が言えなくなったり、 同じ台詞を連呼するしかなくなったりするグダグダを味わうためのコンサートなんだから。
全員が歌う本編エンディングの「笑顔に涙」。 「太っちゃうから我慢したおやつ」の部分で、松浦が辻の腹肉をつまみ、 お返しとばかりに「行き着けた店のおばさんも」の部分では、辻が松浦を指差して笑う。 笑えるけど泣けてしまう時間。多分今この時しかない、幸福ではかない少女たちの時間ーー あのステージには間違いなくそんな切なく感動的な時間が流れていました。 ハロプロ内での小さな物語でしかないかもしれないけれど、 僕はこの公演の「笑顔に涙」は、05年ハロプロ名場面のひとつに数え上げたいと思うのです。
そうした素晴らしいエンディングを可能にしたHPPは、後浦コンや美勇伝コンと違って、 合同コンというものの可能性を示唆した素晴らしい公演だったと思います。
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