■『ガオー!(て歌詞カードに書いてある…)』■
2002年06月23日(日)
■ シャッフル聴きました。以下感想。
□「幸せビーム!好き好きビーム!」。 →佳曲。一番売れるでしょうね。聴き易い。「ハッとして!Good」みたいなもんか。加護と高橋があからさまにメインですね。それ以外は特に言う事なし。
□「幸せですか?」。 →うーん、苦手。チキチキって今一番ダサいような…。チキチキR&Bの官能性って一音の粒立ちにあると思うんですよ。でも歌謡曲ってやっぱ音数減らせないじゃない?しかも中音域を強調した音になるし。だから結局本作においても、リズム隊、上モノ、ボーカル全てべたっとくっ付いちゃってR&Bの気持ちよさがない。つんく♂には「ズルい女」〜「抱いてHOLD ON ME」に到るダサかっこいい歌謡R&B(音数が多くてボーカルユニゾンでオーケー)という素晴らしい引き出しがあるのに、なんでPVが宇宙船の内部みたいなしょうもないR&Bをやりたがるのか…。
□「幸せきょうりゅう音頭」。 →ビビった。超問題作。一聴ではダメだったけど、何度か聴くうちに完全にハマる。前半部の本格音頭調パートの間合いが贅沢で気持ちいい!さらに所謂「サビ」パートで歌謡曲的な構造になるんだけど、それもきちっと作ってあって素晴らしい!受け渡しも上手く行ってるし。結局セクシー8で失敗した部分がクリアーされてるんですよね。凄く気に入りました!完全にヘービーローテ体制。あと、この曲で各歌番組にでる訳でしょ。破壊力抜群! ちなみに人間国宝の「堅田喜三久」と「寶山左エ門」という方がそれぞれ「大太鼓・鼓・締太鼓・当鐘とお囃子」、「篠笛と能管」で参加。杵屋裕光さん(ザ・家元)が三味線、そしてお囃子に元太シスの小湊美和が参加してます。小西さんの純邦楽方面での人脈か、小湊の人脈でしょうか。
■ ハワイアンも良かった。C/Wの「ふるさと(ハワイアンver.)」もかなりいいし。インスト曲をマーチン・デニーあたりのエキゾミュージックにつなげて聴いてみようっと。
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