ムッキーの初老日記
DiaryINDEX|past|will
TBS系でやってた「阿久悠の世界/永遠の歌をありがとう」は良かった。 歌謡曲とは、後世に残る大衆歌とは、これだな〜と思った。 そしてまさに【歌とはドラマである】と言う感じ。
聴く曲聴く曲すべてに、映像が浮かぶ。
今の歌ってさ、感情の羅列でしょう。 好きだキライだはまだしも、君を守るだの見守るだの 何度だって立ち上がるだの、信じてるだの、祈ってるだの。
どうやって何度も立ち上がるのか? どうしてそんな状況になったのか? なにを信じ、どういう言葉で祈るのか? そういうのは何も書かれてない、耳ざわりのいい言葉の羅列。
阿久さんの歌詞は逆。 最小限の言葉で、その前後の物語まで想像が広がる。
猫も杓子も作詞のし過ぎではないかとも思う。 歌だけでいいじゃん?君、自分で思ってるほど作詞の才能ないよ?って若人が多い。
阿久悠の超代表曲の歌詞を見ただけだって
「壁ぎわに寝返りうって 背中で聞いている やっぱりお前は 出てゆくんだな」
この最初のフレーズだけで、この二人の状況が浮かんでくる。
「さらば地球よ 旅立つ船は 宇宙戦艦ヤマト」
・・・なんか奮い立つよね?
「あなたはすっかりつかれてしまい 生きてることさえいやだと泣いた」
引き込まれる。 どの歌もどの歌も「うう!」と打たれる歌詞が必ずある。
ああ、ドラマティック!阿久悠の世界!
ところでやっぱりジュリーって、カッコイイ(*゜∀゜)
+・+・+ オッサン君(本人出演) +・+・+
|
ムッキー
|