ムッキーの初老日記
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かおるちゃん 遅くなってごめんね かおるちゃん 遅くなってごめんね 君の好きな 花は 花は 花は 遅かった〜〜〜♪
初老の方でも覚えている方は少ないかもしれない。 美樹克彦の大ヒット曲「花はおそかった」の一節である。
なんでこんな歌を急に歌いだしたかというと どうも私が初めて好きになった芸能人は、この美樹克彦だったらしいのだ。 ずっと殿様キングスのオサムちゃんかと思っていたのだが 先日母の証言で美樹克彦であったことが判明した。
私がまだ物心が付いたか付かないかの3歳ごろ、美樹克彦はアイドルだったらしい。 彼がTVに出てくると、私はキャーキャーと大騒ぎたらしい。 一緒になって「かおるちゃん〜( ・∇・)♪」と歌っていたらしい。
地元にコンサートに来た時、見に行ったらしい( ゚Д゚)・・・
チケットは町内会の何かだか商店街の何かだかで 母親が奇遇にもタダで手に入れ、私はおめかしをされ かわいい花束まで持たされ、かなりいい席に座ったらしい。
3、4歳の子供が花束を差し出せば、克彦は絶対受け取るに違いない。 そしたら握手もしてくれるだろう。
母親はそう思い、克彦が大好きな娘を「ホラ行ってこい!」と促したが 娘は極度の恥ずかしがり屋で内弁慶。 本当に好きな人には声をかけることが出来ないのは40年前も一緒だったようで どんなに背中を押されようとも、腕を引っ張られようとも
ぎゃー!イヤだよー!イヤだー!わあー(T□T)ー!
と泣き喚き、その泣き声は周りのお姉さんたちの 「カツヒコー!キャー!」の歓声に虚しくかき消されたそうだ。
まったくコンサートに連れて行き甲斐のない娘である。
こののことを、私は全く覚えていない。 ただ「花はおそかった」という歌は、なぜか歌えるのが不思議だった。
小林幸子と「もしかしてパート2」を歌っていた時も ひょうきん族で「好きさブラックデビル」を歌っていた時も 克彦には何のシンパシーも感じなかったのに 実はコンサートに行ったほど好きだったとは。
私も冷たいものである。
大ッキライだ!白い雲なんて!バカヤロー!
※「花はおそかった」歌詞とmidi。音が出るのでご注意。
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ムッキー
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