ムッキーの初老日記
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アメリカに住む友人が 「日本のスナック菓子が恋しい」と言うので 送ってあげる約束をした。
30円〜50円の小さな袋のスナック菓子を何種類も ダンボール箱に詰め、あとは発送するばかりになっている。
後ひとつ頼まれたものがあって、それがまだ入手できないので 封をしないで、そのまま居間に置いてあるのだが ふと気づくと、なんだか箱がスカスカしている。
いつの間にやらお菓子が減っているのである。
どうやらオッサン君がコッソリつまみ食いをしているらしい。 しょうがないなあと思いつつ、また買い物のついでに 小袋スナック菓子を買い足す。
なくなる!
買い足す!
なくなる!
買い足す!
―いたちごっこである。
さすがに頭に来て、先日
「ちょっと!この箱の中のお菓子食べないでよ!」
とたしなめた所
「いいじゃんー別にー。また買えば〜(・ε・)」
と盗人猛々しい事を言うので、余計腹が立ってしまった。 多分、ヤツはこの箱を、食べても食べても減らない 魔法のダンボールと思っているに違いない。 無尽蔵にお菓子が湧き出すと思っているに違いない。
食べやすくバレにくい「小袋」で しかもバラエティー豊かに取り揃えてあるのも問題だ。 はやくもうひとつの頼まれ物を入手して封をし アメリカに送りつけてしまわないと このイタチゴッコは終わらないであろう。
まったく、買い物のたびに小袋のお菓子を買っている私を あのスーパーでは「コブクロさん」と呼んでいるに違いない。
考えすぎ? いいや、私が店員だったら、そう呼ぶ。
+・+・+ つぶやキング オッサン君 +・+・+
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ムッキー
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