ムッキーの初老日記
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カレーは、私の好物のひとつだ。なんなら毎週カレーでもいい。 大鍋にたっぷり作って朝昼晩三日三晩カレーでもいい。 それくらい好きだ。
それと対照的に、オッサン君はもともとカレーがそんなに好きじゃない。 大キライってわけじゃないが、好んでは食べず、そのストライクゾーンも非常に狭い。 その範囲よりちょっと辛かったり、すっぱかったり、スパイシーだったり すっぺったりほっぺったりすると、もう「変な味がする」と言って食べなくなってしまう。 カレーに関してはホントにわがままな男だ。
それでも、味に気を使い、今までどうにか、たまにはカレーを食卓に出せていたのだが 何がどうなったのか、オッサン君がいきなり
「もうしばらくカレーは食べたくない」
と言い出した。オッサン君いわく、 あまり好きではないカレーを、たまにではあっても食べ続けた結果 ヤツの体内にあると言う『カレーバケツ』が一杯になってしまったらしい。 もう入らないところまで来たとか言っていた。 そしてカレーは、「好きでもない」から「キライ」に転落したらしい。
そういう理由で、私は大好物カレーを食べる機会を失った。
そんな事を言っても、作ってしまえばこっちのもの、と思いきや この男てこでも食べやしない。 カレーを前に「親子丼作れ」とふざけたわがままを言い出し、拒否すると、 冷蔵庫を物色し、納豆だのキムチだので白米を食べ始まった。憎たらしい。
我が家の食卓からカレーが消えて早3ヶ月。 日常に追われ、カレーの味も忘れかけた今日この頃。 ふと目にとまったものがある。
ボンカレー
昔は「こんなのまずくて食べられない」とか思っていたが 山積みにされたそれは、なんだかとっても美味しそうに見えた。 一個買って帰り、早速食べてみた。
美味しいよぅ、美味しいよぅ、ボンカレー(T-T*)
私はカレーに飢えていたのだ。 あんなにマズイと思ってたボンカレーがこんなに美味しいなんて。
夕餉のお膳にカレーが出せなくなった今。 たまにボンカレーをお昼などに食べ、欲求を満たすしかない。
これからよろしく、ボンカレー。
+・+・+オッサン君のメロディー+・+・+
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ムッキー
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