ムッキーの初老日記
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先日、タンスの整理をしていた時、昔使っていたスカーフが出てきた。 使いやすいし柄も気に入っているが、果たしてこれから使う事はあるだろうか? 捨てるべきか、取っておくべきか。しばし考える。
すぐには決めかねたので、とりあえず整理中アタマにかぶってみた。 それに気付いたオッサン君が大爆笑しながらこう言った。
「ぎゃははー( ̄▽ ̄)ー!なんだそりゃ!オマエそれ
ロシア人のおかみさんみたいだぞ!」

「東洋系の顔したロシア人!そっか、オマエって、ロシア人に似てるよ。 鼻でかいし、顔の肉厚さかげんなんか、ロシア人だロシア人!」
「そうかなー。」
「似てる似てる!ピロシキ食べてウォッカ飲んでそう。」
と、ヤツの持つ「ロシア人のイメージ」を並べ立てていた。
「あ、あれにも似てる、ほれ、ロシアの民芸品の、あれ。
マトリョーシカ!ぎゃはっはは!」

そう言ってまたひっくり返って笑っている。 それはただ単に体型が似てるだけでは・・・。
そうか、私の遠い遠い祖先にはロシアの人がいたのかも知れん。 もしくは前世がロシア人なのかも。 暑いのが苦手だし、北海道に何とも言えない郷愁を感じるのは ロシアの血がそうさせているのだろうか。
そんな話をしていた矢先、TVにバリ島が映し出され バリの青年が何かインタビューに答えている。その青年が
オッサン君そっくりだった。

「あ!俺だ!」 「あ!君だ!」
我々は同時に声を上げ、大爆笑した。 オッサン君は寒いのが苦手で、色黒で、髪の毛はクリンクリンで 南の島に憧れ、沖縄にいつか住みたいと言う。
ヤツの祖先は遠い昔、南からカヌーに乗ってやって来たに違いない。
前世ロシア人と前世インドネシア人が、現世日本で出逢い 縁あって夫婦をやっている。
そう考えるとなかなか興味深いものがある。
+・+・+オッ○ン君のメロディー+・+・+
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ムッキー
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