ムッキーの初老日記
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2004年10月29日(金) 今が旬

10月27日水曜日。群馬県桐生市。
私にとって三回目になるチーちゃまのコンサート。

今回も全く迷うことなく行き、そして帰って来た。
もう何かに導かれてるか、もしくは私の方向感覚が優れている
と自画自賛したくなるような快適ドライブ。
(まあ今回は迷うほど複雑な道はなかったんだけれども・・・)

いやー・・・どうしましょう。
見るたび益々惚れてしまうな。

なんでこんなに素敵な男を、初老になるまで知らなかったのか。
今さらではあるが中学の時、千春いいな〜と思ったのに
先に「千春好き♪」と宣言した絶倫の倫ちゃんに遠慮して
アリスでいいや」と妥協したことが悔やまれてならない。

生で聴くチーの歌声は、本当に素晴らしい。
CDやTVでももちろん素晴らしいが、それでは伝わりきれないものがある。
身動ぎもせず、瞬きもせず、彼の歌を聴く。
感動で鳥肌が立ち、不意に涙が溢れ出す。
決して大げさではなく、松山千春の歌声には、魔力がある。


「今の俺は気力も歌声も充実している。
まぁ言うなれば、今が旬だな。
今来ないでいつ来るんだと言いたいね、俺のステージに。」


と、いつもの調子で言っていたが、事実だ。
これまで一度だけではなく、何度も旬やピークを迎えてきた彼だが
今またある種の「旬」を迎えていると感じる。

もう、「壮絶」と形容するしかない程の歌唱力である。


もし、あなたの街にチーが来て『松山千春ぅ?ふぅーん』と思ったなら
ぜひ行ってみる事をすすめる。
なかなかチケットは取れないかもしれないけれども
いちばん最初の私と倫ちゃんのように
すんなり取れてしまうビギナーズラックが、あるかも知れない。


ああ。今思えばあのビギナーズラックも、運命だったのだ。
何かに導かれるようにして、私はチーと出会った。


やっぱりチーは、私のデステニーだったのである。





+・+・+オッサン君の独り言+・+・+

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ムッキー

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