ムッキーの初老日記
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昨日、水戸は30℃を越す猛暑。湿度も高く、不快指数は相当だったと思われる。 そんな中、いつものようにウォーキングをした私と湖畔の恋人カオリちゃん。 朝一番で「相当暑くなるらしいよ。熱中症になっちゃうかもよ。」と彼女にメールすると
『なんだよ、意気地がねえな(¬▽¬) ムッキーが止めようってんなら、止めてもいいんだよ。』
という小憎らしい返事が返ってきたので、負けず嫌いの私は
『イヤ君が辛いかな〜と思っただけさ。ゼッタイ大昔の戦争(注:いくさ=行くさ)さ。」
とレスをして、炎天下を歩く事になった。
無口だ・・・。 話そうとして口を開けると、熱い空気が胸に流れ込みクラクラする。 やはりこんな日に歩こうなんて無謀であった。止める勇気も必要だったのだ。 カオリも、口には出さずとも考えている事は同じようだ。
彼女の横顔に「後悔」の二文字が浮かんでいるのを見逃しはしなかった。
「ねえ、今まで体験した大恥な出来事って、なに?」
と私。黙々と無言で歩く事に嫌気が差してきたのだ。 これではますますゴールが遠く感じるじゃないか。
「え・・・そうだなあ・・・ムッキーは?」死んだような瞳でカオリが言う。
「私か。私は恥多き人生を歩んできてるからたくさんあるけどさぁ・・・ 二十歳ぐらいの時に、海帰りに友人とビーサンと短パンで 喫茶店と間違えて、小洒落たフランス料理店にぷら〜っと入ってしまった事かなぁ。 逃げる事も出来ず、こっちをチラチラ見るカップル達の視線に耐えながら 800円もするコーヒーと、1200円もするひと口サイズのケーキを 平静を装いつつも早食いし、何気ないふりしながらも逃げるように出て来たよ。 これはかなり大恥だったな。」
「マジで!私も昔同じような経験があるよ。 まだ結婚前に、マサカズ(夫君)と喫茶店だと思って入ったら バカ高いレストランでさ、しょうがなくて一番安いコース食べたけど それでも二人の有り金合わせても足りなくて、カードで支払ったんだよ。」
「ええー!それってどこで?店の名前なに?」
「モ〇パリ。・・・もしやムッキーも!?」
「いや、違う店だ。でも店の名はパリジェ〇ヌ。」
「パリつながり!」
だっははは(T凹T)(T凹T)はははは!
奇しくも同じような時期に同じような名前の店で、大恥をかいていた二人であった。 笑ったらちょっと暑さが和らいだような気がした。
◆◇オッサン君の独り言◇◆
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ムッキー
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