ムッキーの初老日記
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先日「スパスパ人間学」で、性格診断をやっていた。
人間の性格には3つのホルモンが影響しているそうだ。 ドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリン。 この3つのホルモンの出方、組み合わせによって 大きく8種類の性格に分かれるのだと。
「脳内ホルモン性格テスト」という簡単な診断法が 番組HPにあるのでやってみて欲しい。
それによるとオッサン君は、ドーパミンが多めの「楽天家」。 楽しいかそうでないか、で物事を決め 単調な作業が苦手で、ストレスを感じにくい、とある。
・・・当たっている。ピッタリだ。
私はノルアドレナリンが多めの「負けず嫌い」。 感情が高揚しやすく、人との競争に勝つことに快感を感じ 逆境を取り入れることで自分を高め、精神的に強いが飽きっぽく 一見頑固だが非を認めると素直に悔い改める性格・・・だそうだ。
うーん。競争は好きではないと自分では思うが 他の所はおしなべて当たっている。
特に「逆境に強い」という点で、まさしく私はこの性格だ。
私のこれまでの人生、特に子供時代は逆境の連続だった。 正直、ここに書いたなら引かれてしまうであろう体験ばかりだ。 いつも「なんで?」と思っていた。 なんでウチはこうなのか。なんで私ばかりこんな目に遭うのか。
なんで?なんで?
そのうち「こんなこと、別に何てことないさ」と思う癖がついた。 こんなのは大したことじゃない。 ドンマイドンマイ!どうってことないよ、と。 そしてどんな境遇の中でも、それを面白がる事も覚えた。 この癖は長じてからも大いに役に立っている。
傷がつかない訳じゃない。 傷はつく。しかも結構治りづらい。 だが、たとえ満身創痍であっても 傷だらけの己の姿を笑える強さが、私にはある。
逆境が私を強くしたのか。 それとも、こういう性格だから逆境に強いのか。
どっちが先かわからないが おかげ様で、今日も私は元気に暮らしている。
◆◇オッサン君の独り言◇◆
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ムッキー
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