ムッキーの初老日記
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2004年04月02日(金) |
First Love |
「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1」を買った。 このアルバムには賛否両論あるようだが 私のように彼女のCDを1枚も持ってない軽いファンには 今までのシングルが全て収録されたありがたい一枚だと思う。
今まで彼女の曲は雰囲気で聴いているだけで 歌詞まではよく吟味していなかったのだが 今回歌詞カードをじっくり読んで、びっくりしてしまった。
なんという詞を書くのだろう。 今の歌にしては歌詞が詰め込まれ過ぎてなく 簡潔な詞のなかに、ハッとする表現がある。
作詞の面からも、彼女の非凡さがよくわかる。
特にぐっときたのが「First Love」だ。 彼女がこれを書いたのはいくつなのだろう。 多分16歳前後ではなかったか。なのに精神的にもう大人だ。 そしてその中に十代らしいみずみずしさもあわせ持った歌だと思った。
これがFirst Love、初恋が終わる時の歌だというなら それは普通に言う「初恋」とは全くの別物だ。
「初恋は小3の時、同じクラスの〇〇クン♪」
なんてのは、初恋とは呼べないのではないか。
今では名前も思い出せないクラスの〇クンや 顔さえおぼろげな部活の先輩△クンは この歌を聴くと、まだ本当の恋じゃなかったと思える。
そういう意味での、私の初恋はいつであったろう?
それは紛れもなく18歳の時だったと言える。 あれが私のFirst Love、初恋だったと。
自分以外の人に、あんなに心を持って行かれ 振り回されて 色んな感情が怒涛のように渦巻いて こんな一面が自分の中にあったのかと驚いて。
そしてこの歌のように 今でもまだ「その人だけの場所」が、心にある。 初めて恋をした思い出として。
たとえ結末が失恋であっても いい恋だったと思える。 青春だったなぁと思える。
宇多田ヒカルの「First Love」は あの頃の自分を鮮やかに思い出させてくれる名曲だ。
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◆◇オッサン君の独り言◇◆
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ムッキー
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