ムッキーの初老日記
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珍しくオッサン君が2連休だったので 日曜の夜、かなり夜更かしをした。
いつも9時から、遅くても11時には就寝するので 12時過ぎまで起きていると かなりハイになって来る。
眠いと、つまらないことでも異常に可笑しい。 その時は何故か谷村新司の話になり
「昴」のイントロはかなりマヌケだ。
とオッサン君が言い始まった。そして
「ぽぁ〜ぱっぱぱっぱぱぱぱぁ〜♪ の、ぽぁ〜 の部分がマヌケだ。」
と、口まねし始め、それが可笑しくてたまらない。
「そんなだっけか〜?」
「んだよ!聴くたび脱力すっと!」
「そかー!聴きたいなー!」
「どっかに無いか、探せ!」
そして我々は昔のカセットテープまで持ち出してきて「昴」を探したが こういう時に限って見つからないのが世の常だ。
無いとなると余計に聴きたい!
「24時間営業のレンタル屋に行って借りて来い!」
「えー!やだよオッサン君が行ってよ。」
「オマエが聴きたいんだからオマエが行けよ。」
「じゃあ一緒に行こうよ。」
「やっだよ!着替えるのめんどくさい。」
ここでやめればいいものを、 眠いのを通り越し、ナチュラルハイな私は 車で10分以上かかる24Hレンタル屋に向かった。
そこで「谷村新司ベスト」を借り、速攻で家に戻った。 何も車の中で聴いてみればいいものを そこまで思いつかないほど気が焦っていた。
ていうか、ネットでDLすればよかったのに。 眠気は思考能力を奪う。
「借りてきたよー!」
「おおー!どれどれ、かけろかけろ♪」
PCにCDを挿入し、「昴」を再生した。
・・・・・・・・・
ぽゎ〜ぱっぱぱっぱぱぱぱ〜
(T□T)(T□T)ぎゃっははは!
もうこの「ぽゎ〜ぱっぱ」が可笑しくて可笑しくてたまらない。 我々は何度もそこだけリピートし、その度ひっくり返って笑った。
そしてひとしきり笑った後は、魔法が醒めたように もう「昴」も「谷村新司」もどうでも良くなってしまい CDをほっぽらかしてぐっすり眠った。
翌朝。 ジャケットの新司の笑顔が、やけに眩しかった。
◆◇039◇◆
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ムッキー
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