ムッキーの初老日記
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8月10日、明治座に芝居を観に行って来た。 演目は「3年B組 金八先生〜夏休みの宿題」。 去年の「母に捧げるバラード」に続き、2年連続で マイデステニー、鉄矢の舞台を観る事が出来た。
一緒に行ったのは、サッカーの聖地鹿嶋に住む親友のK子ちゃん。 K子ちゃんのご主人と子供たちは、夏休みでご主人の実家に帰省しており 現在家は無人なので、良かったら泊まってはどうか、という事で 観劇後はK子ちゃん宅へ行き、夜は二人で美味しいお寿司を食べに行き カラオケにも行って歌いまくり、お酒も飲み、本当に楽しい時間を過ごした。
実はこの「豪遊代(!?)」は、自分の財布から一銭も出していない。 どうしたかと言えば、数年前から二人で始めた
旅行積み立てを使ったのだ。
まだK子ちゃんの下の子がほんの幼児だった頃。 いつか二人で温泉でも行きたいね、と始めた積み立てだ。 金額は、一人月に1,000円。二人で2,000円。 1年でも、たかだか24,000円しか貯まらない。 だが、4年なら約10万だ。
たかが千円と侮ることなかれ。
4年経てば、幼時も小学生になる。 その日を夢見て始めた積み立てが、去年かなり貯まったので 旅行の計画を立てようと思った矢先
「温泉のかわりに東京に観劇に行くのはどうか。」
と、K子ちゃんが「母に捧げるバラード」を観に行く事を提案してくれた。 それは私には願ってもない話だけど、いいの?と言うと 「私も観たいから、ムッキーがいいならぜひそうしよう。」 と言う事で、去年の観劇ツアーが実現した。
チケット代、交通費、パンフレット代や食事代など全部を それまでの積立金でまかない、残った分をまた口座に戻し また月千円づつコツコツ積み立てた。 それで今年の豪遊が実現したわけだ。
金額でなく、二人にとっては家事や家族の世話や仕事から離れ 時間を気にせず遊べることが一番楽しいことだ。
カラオケから帰宅したのが夜中の2時。 それから布団にもぐり、ずっとおしゃべりをした。 高校の頃、よくお互いの家に泊まりに行き来していた時代を思い出した。 思えばあれから随分遠くへ来たもんだね、と笑った。 そして、話し疲れていつの間にか眠った。 明日は何時まで寝ていてもいいのだ!なんという幸せ。
こうして私とK子ちゃんの夏休みは終わった。
積立金はだいぶ減っちゃったけど、また来月からがんばろう。 今度は海外旅行を目指そうよ。
◆◇きっかけは〜オッサン君!◇◆
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ムッキー
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